「未来」へのシルバーステップ

シニア世代に限らず、楽しみながら目標を達成するには??
1人の男性のお話を参考に「目標を達成する喜び楽しさ」を考えるヒントになれば幸いです

シニア世代とは?

世界保健機関(WHO)では65歳以上を高齢者(シニア世代)としています。
日本では行政上の目的によって異なり、「改正道路交通法」では70歳以上を「高齢者」としています。

「高齢者の医療の確保に関する法律」(昭和57年法律第80号)では、65歳以上を高齢者とした上で、65-74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と分けて定義しています。

参考資料:厚生労働省

側彎症に悩む 70代 男性

この方との出逢いは4年ほど前になります
20代の時に「側弯症」と診断された70代 男性です

少年期を過ぎての矯正は難しくこのまま様子を観るしかないと
指導を受けたそうです

ご自身では整体に通ったり、ストレッチ等行っていたが
なかなか良い結果に結びつかなかったそうです

そして月日は流れ気が付けば70代・・・
老いも重なり
このままどうなっていくんだろうと
漠然とした不安を抱えていらっしゃった時に出逢いました

受講中の心

まずは3か月後の目標を設定してもらいました
前かがみの癖がなくなり自然と胸を張っている
出来るか出来ないかですと指導者側から言えば・・・
この姿勢で何年過ごしてきたか?
これを考えると3カ月では厳しいです

ただ・・・どうなっていたいか?ここがポイントです
人によっては頑張れば早く治る治したい!の思いが先走ってしまいます

何に焦ってるか?何を不安に思うか?どうしたら良いか?
お話しをしながら再度目標を確認

これが目標を達成できるかできないかの分岐点

心の小さなモヤモヤは必ず除去
そうでないと目標に向かって進む力が継続できません

受講後の変化

まず最初の変化は朝起きた時の体調でした
「いつも起床時は身体が重かったのが楽になってる」
睡眠の質の向上ですね
そこからご自身の意欲が向上していきました

ただ心と身体は予定通りには行きません
停滞したり少し戻ったりがあります

そのたびにモヤモヤを除去して目標確認
食事や運動内容も見直したりしていきつつ
小さな変化を写真で確認してモチベーションを上げてもらったり
臨機応変に対応しながらS様に負担の少ない方法を模索した結果

月日を重ねるごとに
不安が小さくなりモヤモヤの出現も減ったことで心理的負担が減少
表情が生き生きしてきました

シニア世代だからと可能性を捨てますか?

人は「変わりたい」こう願った時から変われます
90代の方が筋力運動を行ったところ筋肉量が向上したとの研究結果もあります

S様も写真の通り腰背部の筋力が向上しているのが確認できます

ただ残念な事にS様も含めて
適切な指導の手順」がわからない方が多いのが現状
残念ながら一部のトレーナーや治療家も含みます

「変われる」のに「変われる方法がわからない」「断念する」
もったいないですね

人は変われます
「変化した心身」で「何をしたいですか?」

S様は問いかけに「もっと変わりたい!!」
「どこまで変われるか楽しみです!」との答えでした

私は命ある限りS様の変化を見守っていきたいと思います

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